KODAK フラッシュバンタム
よく写るコンパクトカメラ
Eastman Kodak社の828フィルムを使うコンパクトカメラ。828フィルムは裏紙、パーフォレーション付きで、サイズは28x40mmの8枚撮り。このフィルムは現在供給されていない。
どうみても故障するところのなさそうなシンプルメカの大衆機だが、一級品のレンズが付いているところが魅力で写真を撮ってみたくなるカメラのひとつだ。シャッターは Flash Bantam B,T 1/25〜1/200秒、コダック式接点がレンズボードの裏側に出ている。フィルムさえ供給されていればと惜しまれるコンパクトなカメラである。当時のコダックの35mmカメラよりはるかに小さいが画面の面積は3割ほど大きい。
この種のカメラではバンタムスペシャルが有名だが、今写真を撮ることができないないわりには値段が高い。フラッシュバンタムはその廉価版ともいうべきものだが、バンタムスペシャルよりも早く誕生している。
フラッシュバンタムの主な仕様 メーカー 米イーストマンコダック社 製造初年 1947〜53年 フィルム 828 (28x40mm) 8枚撮り ピント合わせ 目測による前玉回転式 レンジファインダー なし ビューファインダー 起立式、逆ガリレイ式 レンズ Anastar 48mm F4.5(3群4枚)
最小絞り F16シャッター Kodak Flash Bantam B,T,1/25〜1/200秒
Kodak Synchro接点撮影最短距離 2.5フィート フィルム送り 赤窓式(perforation stop) 大きさ・重さ 117x65x40mm 350g その他 二重撮影防止装置なし
【使用感】
畳むと大変薄く(40mm)、重さも350gしかないが頑丈なカメラである。ポケットに軽々入る。AnastarF4.5 48mmはテッサータイプのレンズでシャープな描写をする。起立式のビューファインダーは明るくみやすい。ホールドしやすく頑丈で美しいカメラだが、現在フィルムが供給されていないのが残念だ。レンズだけ外してライカに付けて撮ってみたい気もするよく写るレンズだ。
【作 例】by Kodak Flash Bantam Kodak Anastar 48mm F4.5 f11 1/200sec
Fuji PRESTO(ISO400) 35mm Filmに裏紙を付けた
Home made filmで撮影Nov 6 1998